今回のテーマは【転職理由】です!

言ってはいけないことや、人事が見ているポイントなどを抑えていきます。

転職理由は一番人間性が現れる質問なので慎重に答える必要があります。

今回は、下記項目をご紹介していきます。
 
 

・避けるべき伝え方
・人事が見ているポイント
・転職理由の作成ポイント
・転職理由GOOD例

 
 

避けるべき伝え方

「仕事内容がキツくて退職しました」

「人間関係がイヤでやめました」

「会社がブラックだったので退職しました」

など、人のせい環境のせいなどの他責思考の伝え方は要注意です。

”自分は悪くない”と言うことを面接官の方に理解して欲しいからこそ、そういった伝え方になると思います。

ただ、そんな時こそ、いかに自責思考で伝えられるかが大切なのです。
 

 自責思考とは 

何か問題が起きたときに、他者ではなく自分に非があるとする考え方のこと。

    
 
 
 

人事が見ているポイント

①客観的に見て転職する程の理由かどうか
②自分なりに行動を起こしたか
③転職することで転職理由が改善できるのか

『人間関係で〜』『残業が多いので〜』などは他の会社でも同じ状況が起こる可能性が高いので

転職する程の理由にはなりません。

自分なりに行動したのかどうか、自責で物事を捉えられているかが重要です。

また、次の転職で転職理由を改善できるのかという根拠の部分も見られるポイントとなります。

 
 
 

転職理由の作成ポイント

①何を実現したいのか
②転職先でどういった経験をしたいのか
③転職理由から志望動機まで繋がりがあること

⦅転職理由が”収入面”の場合⦆

 ①何を実現したいのか 

今よりも収入面を上げていくことを実現したい。

 
 

 ②転職先でどういった経験がしたいのか 

物理的に今よりも収入を上げれる職種なのかどうか。

※ここで ” 事務職 ” などの職種を答えると辻褄が合わない※

 
 

 ③転職理由から志望動機まで繋がりがあること 

給料が低いという理由で転職を考えているので、

“収入を上げることができる制度などに魅力を感じた”などの言葉が入っているか。

※ここで ” 社風に魅力を感じた ” と答えると辻褄が合わない※

 
上記①〜③を意識して作成していただければ、根拠のある転職理由を作ることができます。
 
 
 

転職理由のGOOD例
 転職理由が収入面の場合 

現在の職場での収入が生活費や将来の目標に対して不十分であると感じており、

将来の退職貯金や今後のためにも経済的な余裕が必要と考えた上で、

経済的な安定を築くために転職活動を開始しました。

また、新しい仕事により、将来への安心感を得ることで、仕事により集中でき、

最善の成果を出せると自負しております。

未経験での挑戦ではございますが、これまでのキャリアで学んだ部分を活かして

貴社に貢献したいという思いで応募に至りました。

まず、収入面がきっかけにはありますが、”会社が悪い”という意味合いのワードを入れておらず

あくまでも、自分自身が感じている思いを中心に文章を考えました。

面接の一旦のゴールは内定を取ることなので、自分は悪くない!という自我ではなく

受かるためには、聴く側(面接官)の気持ちになることが大切です。